インフルエンザが流行っています

残念なことに日本でもフランスでもインフルエンザが例年より早く流行り始めました。

学者に言わせれば、風邪と違ってインフルエンザは一生かからない方が割といます。かかりやすい体質の方もいれば、非常にかかり難い体質の方もいるそうです。ただ、かかり難い体質でも、免疫力が落ちれば、かかってもおかしくないです。

ここ数年、予防接種すべきか、したところでもっと面倒な病気にかからないか、疑問に思えてきました。私自身はしなくても大丈夫な年齢(少なくとも母国の医者と政府から見れば)な上に、かかり難い体質のようで、予防接種より、ホメオパシーに賭けてみて、実際に元気です。

とはいえ、曾祖母が1918年のスペインかぜにかかり、奇跡的に助かりましたので、インフルエンザが怖くないと言えばうそになります。

1918・9年、スペインかぜが流行った間にずっと患者を助けようとしながらも、どんな環境で最も流行っていたのか、周りに病人がいてもかからなかった人間に共通点があるのかなど、フランスの医者が役に立てる情報を集め、論文というには短いかも知れませんけれど、書物を残しました。彼によれば、明確な共通点があるとすれば、かからなかった方は玉ねぎを食べ、玉ねぎが置いてあった環境に住んでいたそうです。件の玉ねぎのサンプルを顕微鏡で調べたら完全に汚染されていながらも、同じ場所にいた人間が病気にならなかったのは玉ねぎが置いてあったからだ、という結論に至りましたが、残念なことに、あの論文は長いこと忘れられ、時間が流れました。

2000年代にH5N1亜型が現れてから、ヨーロッパの学者がまたインフルエンザに興味を持ち始め、一般人でもインフルエンザ対策に関心を持ちました。

インフルエンザは一旦かかったら、一刻も早く治療を受けた方が賢明ですが、かからずに済むのがベストです。忘れられかけていた医者の論文を信じ、ヨーロッパで予防接種を断り、環境にやさしい療法を選ぶ、数多い方が家の(湿気の多すぎる風呂場以外)どの部屋にも玉ねぎを一、二個を置いておくことになりました。私が家の眼立たないというか、見えないところに玉ねぎを置いておくのは3年目です。当然ながら、時々置き換えるのは言うまでもありません。珍しく枯れたりすることがありますが、枯れるより芽がでることが多く、大きな鉢で植えます。因みに、ニンニクと玉ねぎの匂いを好まない虫もおり、バラが香らなければ、隣に植えれば香りだしますので食べたくなくても使えます!

 

oignon-s

コメントを残す